成東小同窓生による戦争体験インタビュー
「戦時下のさんむ 子どもたちの記憶」
小学生のおしごと
昭和16年に成東国民学校(現在の山武市立成東小学校)に入学した4人の同級生の座談会です。幼い記憶は、今も鮮明でした。
戦争が激しさを増すにつれ、学校の授業は減り、その分、子どもたちは勤労奉仕に動員されるようになりました。若い男性の多くが戦地へ駆り出されて、農作業などは子どもの手を借りなければならない時代でした。
田の草取り、麦踏み、そして「お茶の実拾い」という作業も。いったい何のために?
夏休みの宿題は草刈り。刈って干した草は軍馬のえさに使われました。
軍服の材料とするための桑の皮むき作業では、いつも指から血が出るほどきつかったと言います。
そして上級生には、もっとすごい任務が…。
今の小学校とは全く違う環境です。
さんむVRでは、山武地域での戦争体験のインタビュー動画を公開しています。